【ペット用】自動給水器はおすすめしない理由

給水機 猫との生活

普段、猫の飲み水を与えてあげる方法として、自動で綺麗な水に取り換えてくれる自動給水器があります。

タンクに水をストックしておいて、フィルターを通して水を循環させることで常に清潔な水として保てる優れものです。

水の補充が出来ないor忘れてしまった、などのように、空になって飲みたいときに飲めないといった自体も防ぐことができます。

しかし、給水機はデメリットもたくさんあるため、普段使いとしてはあまりおすすめできません。


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おすすめしない理由

メンテナンスが大変

自動給水器は、各パーツを分解して定期的に洗浄する必要があります。

タンク、ポンプ、フィルター、水の受け皿など多くのパーツがあり、直接届かず流し洗いすことしかできない場所や、パーツによっては洗剤で洗うことができない場合があります。

長期間使用していると水垢やヌメリも発生します。

費用がかかる

本体代はもちろんですが、水をろ過するためのフィルターが消耗品のため、定期的に交換する必要があります。

また、本体は常に電源を入れて作動しておく必要があるため、電気代もかかります。

ごく僅かなものではありますが、1日のうち、猫が水を飲んでいる時間が数十秒〜1分程度なのに対し、24時間可動させるのはもったいない気がしますよね。

衛生面が不安

給水器は常にフィルターを通して新しい水に循環することがメリットではありますが、それ故に水の交換頻度が下がってしまいます。

本体に保冷機能が付いているものはほぼ無いため、夏の暑い日や、冬に暖房で温かくした部屋に長時間置いていると水が不衛生になります。

水だけ交換するのではなく、本体のヌメリやフィルターの交換期限などにも気を付けないといけません。

飲んだ量のチェックが出来ない

猫にとって水分を取る量は、腎臓病などの予防にも繋がる重要な項目です。

毎日飲む量を細かくチェックできなくなるため、水を全く飲んでないor飲み過ぎているかわからず、猫の異変にいち早く気付くことができなくなります。

スペース、重量の問題

タンクに何リットルもの水をためておく構造上、本体が大きく、スペースを取ってしまいます。

置く場所は、電源が必要であるためコンセントの付近になります。

また、水が入っていると重さもあるため、床掃除をする際などに移動させるのも大変です。

その他

細かい点だと、動作音ランプの光が気になる場合があります。

ポンプの音だけでなく、蛇口や噴水のように高い位置から流れるタイプが多いので、水の音も貴なります。

メーカーによってはランプなどがないものや消音設計になっているものもありますが、寝る場所が近くにある場合はやはり僅かな音や光が気になってしまいます。

普通のお皿(ボウル)がベター

おすすめしない理由で述べた通り、自動給水器には様々なデメリットがあります。

普段使いとしては、シンプルな器に水を入れ、1日飲む量も把握しつつ、こまめに取り替えてあげるのが好ましいです。

お手入れもこちらのほうが断然ラクです。

また、給水器で1箇所に大量に置くよりも、少量を複数箇所に置いてあげることで、たくさん飲むことを促すことができ、腎臓病予防にも繋がります。

給水器の使い所

給水器は普段使いとして適さないだけで、まったく使い所がないということではありません。

一泊程度の出張や旅行でお留守番している時など、長時間水を取り換えることが出来ない場合には給水器を利用することで新鮮な水を保つことができます。

タンクに大容量入れておけるため、飲み干して足りなくなる心配もありません。

ペットを飼っている家庭にとって、留守番させる状況にさせないことが望ましいのが前提ではありますが、どうしても家を空ける場合には給水器が役立ちます。

…しかしその場合でも普通のお皿で十分ではあると思われるため、シンプルなお皿(ボウル)をおすすめします。

給水器を検討する際には、本当に必要であるか十分に吟味しましょう。

以上です。


長期なら水だけやなくエサとトイレも問題やしの。

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この記事を書いた人

【資格】猫健康管理士/犬猫飼養アドバイザー

優 :量産型サラリーマン
だい:茶トラ♂ 2歳 保護猫

世の中の猫と猫好きの毎日が、少しだけ楽しくなるお手伝いをしていきたいです。

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