猫を飼うとなると、キャリーバッグは必須です。
キャリーバッグには形状やサイズなど様々なものがありますが、どのような基準で選べばいいのでしょうか。
それを判断するためには、いつ、どこで、どのように使うものなのかを知っておかなければなりません。
つい価格やデザインだけを気にして選んでしまいがちですが、キャリーバッグは猫が入るためのものです。
飼い主の使い勝手だけでなく、猫にとってもストレスが少なく、状況に応じて適したものを選んであげる必要があります。
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キャリーバッグの選び方
使い道を把握する

病院に連れて行く
メインとなる使い道は、近隣の病院に連れて行ったり、短時間の移動です。
持ち運びのしやすさや、病院の先生に診せる際の出し入れのしやすさもポイントです。
キャットハウス兼用

キャリーバッグは、キャットハウスとして普段使いができるものがあります。
猫は狭く囲まれた場所が好きなので、部屋の中のお気に入りスペースとして活用できます。
普段使わずに押し入れに仕まうのでは、収納スペースを圧迫するだけの荷物となってしまいます。
また、病院に連れ出す時以外使わないと、キャリーバッグを見ただけで猫が嫌がるようになってしまうかもしれません。
普段から自分の匂いを付けることで安心できる空間になり、ストレスがかかりにくくなります。
帰省や引越しなどの長距離移動
車での移動時は、車内に放しておくのは運転を妨害したり、休憩でドアを開けた途端に逃げ出したりする可能性があるため、危険です。
そのため車での移動時はキャリーバッグに長時間入った状態となります。
長時間でもストレスがかからないサイズや形状を選ぶこともポイントとなります。

助手席におる犬ってなんか癒されるわ
ケージの代用
サイズが大きく頑丈なキャリーバッグは、簡易的なペットケージとしても代用できます。
生まれたばかりの子猫で、飼い主の目が届かない時間などは、まだ部屋に放しておくのは不安です。
バッグの中が広いと、トイレの吸収シートを敷くことや、ごはんのお皿も入れることができます。
災害などの緊急時など、避難所での滞在にも非常に役立ちます。
ただし広々と動きまわるのが好きな猫にとって、長時間・長期間ペットケージとして利用するには狭いので、場合によっては
キャリーバッグの種類ごとのポイント
クレート型
出典:Amazon
ハードタイプのクレート型キャリーバッグは、頑丈であることが利点です。
飼い始めの子猫だと部屋に離しておくことに懸念があれば、ペットケージの代用としても使用することができます。
底にトイレ用のおしっこ吸収シートを轢いたり、飲み水をセットできるものもあります。
しかし、重さや形状から、手で長時間持ち運ぶのは少し大変かもしれません。
リュック型
出典:Amazon
リュックタイプのキャリーバッグは、軽くて持ち運びやすいのがメリットです。
背中に背負えるものは腕力が弱くても歩いて連れて行くことができ、両手が空くので子供にも安全で便利です。
ただし容量が小さいため、ケージやキャットハウスとしては使いにくいです。
病院などに連れて行くとき専用としての用途となります。
2in1/3WAYタイプ
リュック型やボストンバッグ型のキャリーバッグから、変形して複数の用途として使えるタイプがあります。
広げることで普段はキャットハウスとして活用できたり、長距離移動や災害時にも使えるほどの広さがあります。
持ち運び用のリュック型と、広く使えるタイプとの、まさに良いとこ取りの性能があります。
マルチに使えるのがおすすめ

キャリーバッグは外に連れ出すときだけ使うご家庭が多いかもしれませんが、使いようによっては様々なシチュエーションによって活用することができます。
やはり個人的におすすめなのは用途によって変形させられるタイプのキャリーバッグです。
自分だけの小部屋のように毎日入ってくつろいでいるので、お気に入りの場所のようです。
以上です。

たまにしか使わんともったいないしの
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