【猫】ペット保険は必要か【注意点】

茶トラ 猫との生活

猫を飼う際には、病気や医療費のことをよく知っておかなければなりません。

ハムスターのような小動物や、熱帯魚などのペットとは異なり、猫は重い病気になるリスクがあり、医療費も高額になる傾向があります。

もし大きな病気で医療費が必要になった場合、ペット保険に加入していれば、月々の保険料を支払っておくことで、医療費の一部を負担してくれます。

しかし、ペット保険の加入は本当に必要なのでしょうか

保険の内容や注意点を踏まえて今一度考えてみましょう。


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ペット保険について

茶トラ

ペットの医療費でかかる費用、および保険会社が保証する内容は以下の3点です。

・通院費
・手術費
・入院費

大きな病気で手術を行ったり、長い間 入院や通院を繰り返すと、トータルで10万、20万、それ以上の医療費がかかるケースもあります。

保険料は子猫であれば月々1000円〜3000円程度でプランによって異なり、保険料が安いプランでは保証割合や適用対象が少なかったりと、いざという時に活用できない恐れもあります。

猫の寿命が平均15年と考えると、トータルの保険料はかなりの高額になります。

人間のがん保険と同じくらい高いんちゃうか

ペット保険の注意点

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全額負担はしてくれない

保険に入っているからといって、医療費全てを負担してくれるわけではありません

50%負担や70%負担など、保険会社ごとのプランによって異なり、保険会社の負担割合が多いプランになるほど月々の保険料も高くなります。

上記に加え、一回(一日)の負担料金の上限が決まっており、上限を超えた場合は残り全額を支払う必要があります。

逆に保険適用となる最低金額が決まっている場合もあり、ある程度高額な医療費のみが対象となります。

さらに、年間で使える回数も上限があり、例えば手術は2回まで、入院は20回まで、など、それを超えた場合は以降全額支払う必要があります。

保証対象外となるケースがある

動物病院に連れて行ったすべてのケースが保険適用できるわけではありません

保険会社によって多少異なりますが、主に以下は適用されないことが多いです。

・保険加入以前からの病気や怪我
・ワクチン摂取費用、ワクチンで予防できる病気の費用
・避妊,去勢手術、出産
・飼い主の過失によるもの
・地震や風水害などの自然災害によるもの
 など

つまり、猫が自然に発症した大きな病気でないと、ほとんどの場合は適用されないということです。

特に、避妊手術や定期ワクチン接種など、一般的に利用頻度が多いものは対象外です。

年齢によって保険料金が上がる

猫に限らずですが、やはり高齢になるほど病気のリスクは上がります。

そのため、ほとんどの保険会社では猫の年齢が上がるに連れて保険料が高くなります。

子猫と10歳猫では、保険料が倍以上になる場合もあります。

また、高齢になってからでは新規で加入することが出来ないこともあります。

保険は必要か

茶トラ

“保険”というものは、人生が破綻するほどの致命的な損害を防ぐために備えておくものです。
例:自動車保険、火災保険

保険は、飼い主が得をする(あったらラッキー)的な考えで入っておくものではありません。
医療費程度の突発的なものは、貯蓄で備えておくことが望ましいと考えます。

金額だけの話であれば、一生涯の保険料をトータルするとかなりの高額になり、それこそ大きな手術・入院費以上になることもあります。

そもそも、医療費が払えないほどの生活水準では、猫を飼うべきではないのかもしれません。

日頃から愛猫の健康について考え観察し、万が一には貯蓄で備えておくことが大事であり、飼い主としての責務ではないかと思います。

以上です。


そら保険入っとったほうが安かったって場合もあるけど結果論ぞ

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この記事を書いた人

【資格】猫健康管理士/犬猫飼養アドバイザー

優 :量産型サラリーマン
だい:茶トラ♂ 2歳 保護猫

世の中の猫と猫好きの毎日が、少しだけ楽しくなるお手伝いをしていきたいです。

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