猫を動物病院に連れて行くときの準備【マナー/注意点】

茶トラ 猫との生活

いつもは室内で生活している猫にとって、外に連れ出す、まして病院に連れて行くことは大きなストレスや不安を感じてしまい、鳴き叫んだり暴れたりと、思いがけない行動に出てしまうかもしれません。

そこで、少しでも猫の不安を軽減させるための方法や、用意しておくべきものをご紹介します。

また、病院内での注意点や、普段からやっておくべきことなどのポイントもあります。


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はじめての動物病院

予約の要否を確認

動物病院によっては予約優先の場合があるので、ホームページや電話で直接確認しましょう。

ペットの診察はあまり時間がかからず、混雑することも少ないため、ほとんどの場合は予約不要です。

緊急を要する場合は、最速で診察を受けるためにも電話で事前確認したり、複数の病院に当たってみましょう。

症状や診察理由を伝える

猫は自分で症状を伝える事ができません。
獣医師の先生も見ただけで症状を把握しきることはできません。

猫の状況を伝えられるのは飼い主からの情報が頼りであるため、わずかな違和感や細かい内容であっても、全て伝えるようにしましょう。

・どのような症状か
・いつごろから始まったのか
・いつもとどう違うのか
・食欲、嘔吐下痢、トイレの回数などの状況
・普段どのフードをどれくらい与えているか

ワクチン接種であれば、それだけを伝えたら後はスムーズに進みます。

病院に行く機会はめったにないため、ついでに気になる事があれば聞いておきましょう。

キャリーバッグを準備

言うまでもないかもしれませんが、猫を病院に連れて行く際にはキャリーバッグは必須です。

最低限、物としてはこれだけあれば十分です。

野良猫を拾った場合など、急に用意するのが難しい場合は、大きめのリュックやバッグなどを代用し、直接抱えて連れて行くことは控えましょう。

準備しておくと便利なもの

お気に入りグッズ

茶トラ

病院に連れて行くときのキャリーバッグの中には、お気に入りのおもちゃ毛布など、普段使っているものを入れてあげましょう。

嗅覚が敏感な猫は、いつもと違う外や病院の匂いも不安材料のひとつのなるため、自分の匂いの付いたものや見慣れたものが近くにあると少しでも安心感が増します。

キャリーバッグを覆う布

外では人や車、病院内の待合室では他の人のペットなど、普段は見慣れないものが見えてしまうと恐怖し不安を感じてしまいます。

キャリーバッグ全体を、タオルや自分の上着などの布を被せて視界を遮断することで、視界から入る情報で感じる不安やストレスを軽減することができます。

猫は野生の習性からも、暗く狭い場所のほうが安心します。

トイレシート・エチケット袋

念のため、キャリーバッグ内におしっこを吸収するトイレシートを轢いておいたり、排泄物を捨てる袋やティッシュなどを持っておくと安心です。

病院に連れて行くタイミングはトイレ後であることが望ましいですが、都合よくトイレを済ましてくれるとは限りません、

具合が悪い場合の来診では、病院に連れ出したことでのストレスで症状が悪化する場合もあります。

ハーネス・リード

獣医師の先生に診察してもらうタイミングでは猫をキャリーバッグから出して直接診てもらうこととなります。

猫の性格によっては、激しく暴れまわったり強引に逃げ出そうとする場合があります。

よほど気性が荒い場合は、ハーネスを繋いで抑えるのもひとつの手です。

普段から準備しておくこと

キャリーバッグに慣れる

茶トラ

キャリーバッグは普段から見える場所に置いておき、慣れ親しんでおきましょう。

病院に連れて行く時だけ出していては、キャリーバッグ=病院と覚えてしまい、見えただけで逃げてしまうようになるかもしれません。

寝床として使ったり、入ってくれなくとも置いておくだけで自分や部屋の匂いが付きます。

外に連れ出す際、キャリーバッグ内が自分の匂いが付いていることで少しでも不安を抑えることができます。

爪を切っておく

病院では不安で急に暴れたり逃げ出そうとした際に、爪で引っ掻かれてしまう危険があります。

普段は大人しくても、慣れない病院では思わぬ行動に出るかもしれません。

自分だけでなく、獣医師の先生や助手さんにも危険が及ぶ可能性があります。

病院に連れて行く当日に慌てて準備するのではなく、普段から爪切りに慣れておきましょう。

病院内での注意点

他人のペットに触れない

病院内の待合室など、他の人が連れているペットには触れたり、覗きこんだりしないのがマナーです。

飼い主同士で了承を取ったとしても、猫にとっては知らない人に触れられることや凝視されることは大きなストレスとなります。

病院に連れてきている状態なので、病気やワクチン接種状況なども不明であり、飼い主の手を伝って動物間で感染症が移る危険もあります。

犬の散歩中のコミュニケーションとは状況が違うことを理解しましょう。

キャリーバッグから出すタイミング

キャリーバッグ

病院での待合室で鳴いていたり、逆に大人しくしているときでも、撫でて落ち着かせようと思って不用意にキャリーバッグを開けるのは危険です。

不安になっている状態では、わずかな隙間からでも急に飛び出してしまう可能性があります。

病院に連れて行くまでの間はもちろん、待合室や、診察室でもドアが閉まっていることを確認してから出すように気を配りましょう。

以上です。


一生行きたくない

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この記事を書いた人

【資格】猫健康管理士/犬猫飼養アドバイザー

優 :量産型サラリーマン
だい:茶トラ♂ 2歳 保護猫

世の中の猫と猫好きの毎日が、少しだけ楽しくなるお手伝いをしていきたいです。

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