猫の主食であるドライフードを、最近になってようやくキャットフードを保存容器に入れて保管するようになりました。
今まではキャットフードの袋をそのまま利用し、開け口をクリップで止めて暗所で保管しており、これでまあ大丈夫だろうという程度の気持ちでした。
しかし最近では、「キャットフードを残すようになってきた」とか「キャットフードの品質が落ちる」などの情報をよく見かけるようになりました。
うちではまだごはんを残すようなことは起こっていませんが、先に対策として保存容器での密閉保存を導入しました。
スポンサーリンク
保存容器が必要な理由
キャットフードは包装されて密閉した状態で販売されていますが、開封して空気に触れることで、酸化してしまいます。
酸化は食品の油分に対して発生しやすく、キャットフードは主成分である脂質が多く含まれているため、酸化が起こりやすくなっています。
キャットフードが酸化してしまうと成分に変化が起きてしまい、猫の身体にも影響を与えてしまいます。
キャットフードの酸化による影響
味や匂いの変化
酸化するということは、物質が変化してしまうということになります。
キャットフードにおいては、本来の味や風味が落ちてしまい、栄養価がも低下してしまいます。
猫がいつも食べていたのに突然食べなくなったりする理由もこれが原因です。
見た目では分かりにくい
野菜や果物は切った断面から黒く変色していきますが、キャットフードは見た目での変化が分かりにくく、ほとんど区別ができません。
匂いが落ちたり変化しているなどの判断や、味で確かめることもできないため、よほど酸化が進んでいない限り人間では品質の劣化具合が判断できません。
OXO(オクソー)保存容器について
食品などの保存容器として有名なOXO(オクソー)ポップコンテナが、キャットフードの保存用途としても優秀であるようで、購入しました。
蓋の真ん中にあるボタンをポンと押すだけで簡単に密閉ができ、軽くて丈夫なことから使い勝手がとても良いです。
形やサイズも様々な種類があり、組み合わせて使っても積み重ねてきれいに収納が出来るため、キッチンを整理整頓する点でも優秀です。
キャットフードに限らず、調味料やコーヒー、パスタなど、家で使う保存容器はすべてこれに統一したくなるほどです。(男の一人暮らしで保存するものが無いのが現状ですが)
蓋の裏にスプーンを装着できるタイプもあり、蓋のゴムパッキン部分も簡単に取り外して洗えるので衛生的にも使えます。
キャットフードの保存方法
袋のまま容器に入れればOK
小包装で袋に入っているキャットフードの中身を、容器の中に出す必要はないようです。
保存容器といえば中身を直接容器に入れるイメージがありますが、空気に触れる表面積が増えてしまいまうので、袋ごと容器に入れた時と比べて酸化の速度は早くなってしまいます。
また、容器が汚れることがないので、衛生的に使えますし、洗う手間がかからなくなるので便利です。
珪藻土や乾燥剤も併用
袋ごと容器に入れるメリットとして、珪藻土や乾燥剤も一緒に容器に入れることができます。
これにより湿気によって品質が落ちるのも防止できます。
キャットフードの種類で容器のサイズを検討しよう
うちで使っている容器は「レクタングル」という形で「ミディアム」サイズを使っています。
レクタングルは11cm × 16cmの長方形の形で、片手で本体を掴める長さなので持ち運びに便利です。
ミディアムは高さをの種類で24cmです。
今、うちで与えているごはんはピュリナワンなのですが、小包装された2.2kgの袋がちょうど収まるサイズでした。
キャットフードの種類に合わせて容器のサイズを選びましょう。
さいごに
私が子供の頃、実家で飼っていた猫も特に保存方法にはこだわってなく問題もなかった記憶ですが、最近では保存容器を使用するのが主流であると知りました。
数十年前に比べて猫がグルメになってきているのかもしれません。
また、キャットフードも健康に良い無添加のものが多くなったりしていることもあり、酸化しやすくなっているようです。
愛猫の健康に直結することであるため、保存容器や保存方法には気を使っていきましょう。
以上です。

冷蔵庫には入れんといての
スポンサーリンク
コメント