【第三眼瞼】猫が白目をむいて寝ているけど大丈夫!?【瞬膜】

白目で寝る猫 猫系記事

1日のうちほとんどの時間を寝て過ごす猫ですが、たまに猫が半目になって白目をむいて寝ていることがあります。
白目になること自体は、健康面的にも何も問題ないためぜんぜん大丈夫です。

これは人間で言うところの白目とは異なり、厳密には白く見えている部分は眼球ではありません

白目になる理由や目の構造をご紹介いたします。


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目の構造について

正式名称は第三眼瞼(瞬膜)

猫アップ

うちの子の場合、よくみると眼球の白目部分は黄色になっています。
白目に見えていた部分は眼球ではなく、普段は見えない別の部分です。

白目に見えていた部分の正式名称は、第三眼瞼だいさんがんけんと言われるもので、上下のまぶた意外にある第三のまぶたが見えていた状態です。

第三眼瞼だいさんがんけんを、瞬膜しゅんまくとも言います。
人間の目には無い機能であり、猫以外にも一部の魚、爬虫類、鳥類にも備わっています。

瞬膜の動き

目頭にわずかに白く見えている部分が瞬膜です。
瞬膜は目頭の内側から外に向かって水平方向に幕が出てきて、眼球を覆います。

まばたきで上下のまぶたが動くと同時に、第三のまぶたである瞬膜も目の内側で眼球を覆うように動きます。
すばやく一瞬で動くため、瞬膜と呼ばれています。

瞬膜の役割

瞬膜がある一番の理由としてはもちろん、眼球を保護するためです。

鳥類は高速で空を飛ぶ際に、乾燥やごみが入るのを防ぎ、風などの刺激からも守ります。
魚類の場合は獲物を襲う時に目を守り、北極熊は雪に反射する太陽光から目を守るためと、各動物によって様々な役割があります。
…ん?猫必要?

人間と違って手が使えない眉毛まゆげやまつ毛が無い、などの理由から、人間よりも保護機能が多いのかもしれません。

眠りが深いと上下のまぶたが開いて見える

うん。いや、気持ちワル!
白目どうこうより何か夢見てモゴモゴしているほうが気になるパターン!

充血して赤い場合は病気の可能性あり

人間と同様、結膜炎になって目が赤くなる場合があります。
また、瞬膜が戻らなくなっていたり、炎症を起こして腫れて外に飛び出している状態(チェリーアイと呼ぶ)の場合も、すぐにお医者様に診てもらいましょう。

結膜炎などのアレルギー性の要因は、年一回のワクチン接種で予防できます
飼い猫にとってワクチン接種は健康を維持するために必須レベルなので必ず受診しましょう。

猫は白目でもかわいい

白目で寝る猫

かわい…んー、いやすみません嘘つきました。
最初見たときはさすがにびっくりしてドン引きしました。

ともかく。
特に心配するようなことではないので一安心して、写メチャンスと思ってカメラを構えましょう。

以上です。


新日本プロレスの永田裕志選手の白目ぜったいわろてまうわ

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この記事を書いた人

【資格】猫健康管理士/犬猫飼養アドバイザー

優 :量産型サラリーマン
だい:茶トラ♂ 2歳 保護猫

世の中の猫と猫好きの毎日が、少しだけ楽しくなるお手伝いをしていきたいです。

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