猫が舌を少し出したままになっている姿を見たことはあるでしょうか。
SNSの猫画像や、テレビの面白ペット動画などでもよく見かけるます。
これは舌をしまい忘れているのですが、それにはいくつかの理由があるんです。
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出しっぱなしになる理由

リラックスしている
主に寝ているときなどのリラックス状態になると、口元が緩んで舌が出てしまいます。
ほとんどの場合では横向きに寝転がっているときであり、香箱座りなどの正面を向いているときにはあまり見かけません。
気温が暑くてうなだれていたり、グルーミングで舌や口元が疲れていることが要因の場合もあります。
寝ている時に限らず、起きていて歩いているときでも、リラックス状態で口元が緩んでいると舌を出しっぱなしにしているときがあります。
舌が長い

猫は身体や顔の大きさに比べて、舌が長い構造になっているため、油断すると前に出やすくなっています。
グルーミング(毛づくろい)をする際に、全身にある毛の届く範囲をなるべく広くするために、身体が柔らかかったり舌が長かったりする進化をしてきた動物です。
前歯が小さい

猫の前歯はとても小さく、上下ともに米粒にも満たないほどです。
また、我々人間も同様ですが、口を閉じている時は、上下の歯はくっついておらず、軽く歯が開いた状態になっています。
さらに唇も薄いため、口が緩んだときはガードするものがなく舌が前に出やすいということです。
出しっぱなしで大丈夫?
舌が出しっぱなしになっていても、特に問題ありません。
気付かずしまい忘れているだけです。
犬のように舌で熱を逃して体温調整をすることもないので、何か必要があって舌を出すことはありません。
よほど長い間、辛そうにしているときで無い限り、具合が悪いという理由で舌が出だりはしません。
心配な時は、ちょっと舌先を触ってみるとすぐに引っ込めるでしょう。
結局かわいいだけ
特に心配はいらない、リラックスしているだけ。
ということは結局かわいいポイントのひとつにしかならないということです。
ただでさえかわいい猫ですが、さらにこういうたまにしか見せない隙きがあってあざといですね。
飼い猫で舌をしまい忘れているリラックス姿をよく見かけるということは、飼い主を信頼して今の場所に安心しいているという気持ちの現われと言えます。
舌出し猫の写真集の本なんかもあります。
以上です。

わざと出しとんかもしれんけどの
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