猫は身体や爪のケアを念入りに行う習性があり、毎日のように爪とぎをします。
しかし部屋の壁や柱など、特に木製の柱や家具などで爪をとぐのが好きなため、油断していると爪で引っ掻いてボロボロにしてしまいます。
賃貸住宅では退去費用がかかってしまったり、一軒家や分譲マンションでは資産価値を下げてしまいます。
しっかりと対策をして猫の爪傷から守りましょう。
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爪研ぎ防止シートを貼る
猫の爪とぎ対策として、壁などに貼れる保護シートがあります。
透明なフィルムなので目立ちにくく、切って好きなサイズに調整することもできます。
猫用爪研ぎシートはどれもきれいに剥がせることができ、ソファーなどの布製品も引っ掻いて破れるのを防ぐことができます。
猫が爪とぎとしてしまう部屋の角のほうなどのピンポイントのみに貼ればいいので、部屋中すべての壁に貼る必要はありません。
また、汚れも防止することができるので便利です。
爪研ぎグッズを設置する

部屋の壁や柱の爪とぎを防ぐには、爪とぎグッズを設置することが効果的です。
猫はお気に入りの爪とぎスポットを見つけると、いつも決まった場所で爪とぎをしようとします。
引っ越した先や、猫を飼い始めたら、まずは爪とぎグッズを置いて、そこをお気に入り爪とぎ場所として使ってもらえるようにしましょう。
置き場所としては、部屋の中で壁や柱などの猫が爪とぎしやすそうな場所の近くに置いて、こちらに誘導するようにしましょう。
爪を切る

爪とぎでの壁のダメージを軽減するために、爪切りをしてあげましょう。
猫は爪を切っているかどうかに関わらず爪とぎはしますが、壁や柱へのダメージは大きく異なります。
爪を短くしておけば、フーリングや布団などの、普段の移動で付いてしまう細かい傷も防ぐことができます。
賃貸の壁の修繕費について

賃貸の部屋の壁で爪とぎしてしまい、ボロボロにしてしまうと退居時に修繕費がかかります。
しかし、壁やフローリングなどは、残存価値に対しての修繕となります。
残存価値は、経年劣化によって値下がりした現在の価値に対して修復すればいいということなので、住んだ年数によって退去時の修繕費が変わります。
壁紙の残存価値は、新品から6年経過で1円になると定められています。
つまり壁紙をボロボロにしてしまっても、住み始めてすぐ退去する場合は新品価格の数万円がかかりますが、6年住んだ以降の退去では壁紙の修繕費はかかりません。
賃貸は住む(予定の)年数によって対策の有無も臨機応変に変えていくと良いですね。
以上です。

ふすまとか障子とか木の柱のある部屋は避けような
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